魚の品質（ひんしつ）を維持（いじ）して運（はこ）ぶ方法（ほうほう）は？

超低温（ちょうていおん）冷凍（れいとう）技術（ぎじゅつ）

遠洋（えんよう）漁業（ぎょぎょう）は漁場（ぎょじょう）が遠いので、とったお魚を生のまま持（も）ち帰ることができません。
そのため「超低温（ちょうていおん）冷凍（れいとう）技術（ぎじゅつ）」を使（つか）って、とったお魚をその場で急速冷凍（きゅうそくれいとう）させて、とれたての鮮度（せんど）を保（たも）ったまま日本に持（も）ち帰ります。

遠洋（えんよう）マグロ延縄（はえなわ）漁業（ぎょぎょう）の場合（ばあい）

漁獲（ぎょかく）

マグロの体温
約30℃

ヒレやエラ、ワタをとりのぞきます。

凍結（とうけつ）

マグロの体温
約30℃→約マイナス60℃

急速冷凍（きゅうそくれいとう）

マイナス60℃のものすごく冷（つめ）たい風をマグロにあてて冷（ひや）します。

魚倉（ぎょそう）へ移動（いどう）

マグロの体温
約マイナス60℃

日本につくまでマイナス60℃の部屋（へや）（魚倉（ぎょそう））において、新鮮（しんせん）さを保（たも）ちます。

出典（しゅってん）：宮城県北部鰹鮪漁業組合（みやぎけんほくぶかつおまぐろぎょぎょうくみあい）