保護者の方へ

「気仙沼の魚を学校給食へ普及させる会」の活動方針と学習テーマ

当会活動方針について

 私たちは未曾有の大震災を経験し、改めてエネルギーの大切さ、食の大切さ、人との繋がりの大切さを感じました。今日も沖で働く漁業者は命懸けで魚を獲り、水産加工業者はお客様に喜ばれる美味しい商品を製造し、復興に向け一生懸命に頑張っています。
 当会では、気仙沼の美味しい食材「生きた教材」を活用し学校給食に普及させるとともに、食に携わる多くの職業にもスポットを当て、次世代を担う子供達に地元の基幹産業(水産業)に対しての理解を深めてもらい、郷土愛や食への感謝の気持ちを育んで欲しい、その思いで活動を行っています。

今回の学習テーマについて

学習テーマ「気仙沼の魚を美味しく食べられる幸せ」

気仙沼には沢山の美味しい魚が水揚げされます。この美味しい魚を食べたとき、「気仙沼に生まれて良かった」「気仙沼って良いところだな」と感じる瞬間があります。この「美味しさ」を感じるために必要な要素は何でしょうか?美味しい食材を提供してくれる「海の恵み」、漁師さんや食材を運ぶ人、料理を作る人など「食に携わる人」、美味しいと感じられる「健康な体」、この三つの要素が揃ってはじめて美味しいと感じられるのではないでしょうか。今回の学習では、この三つの要素について見つめ直し理解を深めることで、食への感謝の気持ちを醸成させ、「健康な体を維持して、この感謝の気持ちを忘れないことが気仙沼の食文化の維持に繋がるのだ」というメッセージを学習を通して伝えたいと考えております。

気仙沼の魚とは(当会での定義)

気仙沼港で水揚げされた魚、および気仙沼船籍の漁船が漁獲した魚のことです。

食材トレーサビリティについて

平成26年度のメカジキメンチコロッケで使用しているメカジキは、気仙沼船籍の遠洋まぐろ延縄漁船(第1昭福丸)が大西洋にて漁獲したものを使用しております。また、ゲルマニウム半導体検出器による放射性物質の検査を実施しています。

平成27年度のマグロベニエで使用しているビンチョウマグロは、気仙沼船籍の遠洋まぐろ延縄漁船(第8昭福丸、第38昭福丸)がインド洋にて漁獲したものを使用しております。また、ゲルマニウム半導体検出器による放射性物質の検査を実施しています。

復興庁事業「新しい東北」先導モデル事業とは

復興庁は日本や世界のモデルとなる「新しい東北」を創造すべく取り組んでいます。
当会の取り組みは、2014年6月、2015年5月に「新しい東北」先導モデル事業に選定されました。選定された事業では、学校給食を通して気仙沼の復興と魚食普及を目指しており、本取り組みは宮城県内や全国へ発信していく予定です。

子どものアンケート結果・子ども新聞の例

子どもの感想や新聞は、こちらを参照下さい。

学校給食実施時(2014年11月)の保護者アンケート結果

メカジキメンチコロッケをご購入希望の方へ

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