遠洋マグロ漁船を探索してみよう! 色々な秘密がかくれているぞ
漁師さんの働く場所を見学しよう!
漁師さんは命がけで漁をしています!
「波よけ」はマストより大きな高い波が来たときに波をはじくための物です。しけで海が荒れたときはマストよりも高い波が来ることがあり、「波よけ」がないと操舵室の窓ガラスが割れてしまいます!
しけの海に落ちるとライフジャケットも役に立ちません。漁師さんは命がけで漁をしています。
これでどの船か見ただけでわかるね
デッキの「JQRJ」とう大きな白文字は78昭福丸の記号です。
上空から見てもどこの船かがわかるように表示しています。
食事は楽しみの時間!
ご飯は1日4回(朝昼晩夜)ありコック長が料理を作っています。1年分の宮城県の米を冷凍庫へ積み込みます。葉物の野菜は日持ちしないので、運搬船など海上で補給します。
TVはあるけど電波が届かないので番組は見ることができません。ビデオやDVDを活用しています。皆は好きな番組を見ないで我慢できるかな?
年中動いている働きもの
メインのディーゼルエンジンは1年間止めません。
その他、マイナス60度にするための冷凍機や発電機があります。マイナス60度だと息も凍ります!
海用の地図もあるんです
ブリッジには、海図(紙)という世界の海の地図があります。海の深さなども記載されており、一度行ったことのある場所は記録しています。この船はニュージーランドにも行っています!
1人部屋、2人部屋、4人部屋と様々なタイプの部屋があります。
延縄で使うナイロンのテグスは8本のナイロンを編んでできています。150Kmになります。
浮き球は延縄1Km毎につけていきます。
マグロ資源を守るために厳しく管理しています!
遠洋マグロ船は、水産庁へマグロの水揚げを報告しています。
マグロ1匹ごとにタグとシールを船上でつけており、パソコンでまとめて報告しています。船毎に漁獲枠があり、枠を超えないように厳しい管理を行っています。