気仙沼魚市場の見学前に学んでおこう!
気仙沼魚市場のことをくわしく学んでみよう! 見学後も復習してみてね。
くわしく調べてみよう!
魚市場は漁師さんから魚を預かって、仲買さんへ販売しています。
魚市場のことをくわしく調べてみよう。
地方卸売市場 気仙沼市魚市場
気仙沼市は、宮城県の北東部に位置しており、湾の入り口に「みどりの真珠」と称される大島を抱く波静かな天然の良港として、全国の漁船が利用する特定第三種漁港に指定されています。
古くから遠洋・沖合漁業の根拠地であり、また養殖業を中心とする沿岸漁業や水産加工業も盛んで、わが国屈指の水産都市として発展してきました。
特に、漁船漁業については、沖合に黒潮(暖流)と親潮(寒流)が交錯する、世界でも有数の三陸沖漁場を控え、多数の優秀な漁船乗組員の集積を背景に、気仙沼市の経済の基盤を形成してきました。
全国から漁船が入港
気仙沼市魚市場は、気仙沼市が開設し、気仙沼漁業協同組合が卸売業務を行っています。
特定第三種漁港の気仙沼漁港に位置する本魚市場には、沿岸漁業だけでなく遠洋・沖合漁業を営む漁船が日本中から入港し、水揚げされた新鮮な水産物は、全国に向けて供給しています。
漁業種類別の水揚げ金額で見ると、カツオ一本釣り、マグロ延縄、サンマ棒受網の水揚げが多く、魚種別では、カツオ・マグロ類・カジキ類・サンマ・サメ類が多く水揚げされています。
また、背後地には前浜ものを利用した水産加工場が多数あり、地域経済の中核を形成しています。