魚の品質を維持して運ぶ方法は?
超低温冷凍技術
遠洋漁業は漁場が遠いので、とったお魚を生のまま持ち帰ることができません。
そのため「超低温冷凍技術」を使って、とったお魚をその場で急速冷凍させて、とれたての鮮度を保ったまま日本に持ち帰ります。
遠洋マグロ延縄漁業の場合
漁獲
![漁獲の図](img/refrigeration_01-01.jpg)
マグロの体温 |
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約30℃ |
ヒレやエラ、ワタをとりのぞきます。
凍結
![凍結の図](img/refrigeration_02-01.jpg)
マグロの体温 |
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約30℃→約マイナス60℃ |
急速冷凍
マイナス60℃のものすごく冷たい風をマグロにあてて冷します。
魚倉へ移動
![魚倉へ移動の図](img/refrigeration_03-01.jpg)
マグロの体温 |
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約マイナス60℃ |
日本につくまでマイナス60℃の部屋(魚倉)において、新鮮さを保ちます。
![漁獲の写真](img/refrigeration_01-02.jpg)
![凍結の写真](img/refrigeration_02-02.jpg)
![魚倉へ移動の写真](img/refrigeration_03-02.jpg)
出典:宮城県北部鰹鮪漁業組合